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大きな吹抜けと薪ストーブのある家  - 湖西市鷲津の家 -

 
Point
 
漆喰塗りの壁、無垢の木の天井、自然素材の床材でつくられたインテリアの他に、薪ストーブがリビングの中央にあります。薪ストーブを使う季節には炎の明かりで居間や食卓を楽しめるはずです。一年を通して四季折々の景色や五感で家を楽しめる、とても魅力的な家になりました。

 

 
リビング・ダイニングの中心には薪ストーブがあります。
冬にはソファにゆったり座って炎を眺める癒しの空間となります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




建て主さんの要望は、「骨太の梁と大きな吹き抜けで薪ストーブを眺めたい。」


建て主さんとの出会いは、以前当社が施工した焼津市小土の家のをお仕事の行き来で通るたびに気になさってくださり、家が完成した後、建て主さん自身で訪ね、家人から当社の家づくりを聞いたり、無垢の骨太の木造の梁や柱が見える空間を見てくださり、その後お問い合わせから家づくりが始まりました。

リビング・ダイニングの中心に薪ストーブがあります。ゆったりソファに腰かけると、ちょうど目線の先に炎が見え癒しの空間になり、家族が自然と集まる暖かいリビング・ダイニングになったと実感しています。薪ストーブは、ひと冬にかなりの薪の量が必要で、もちろん乾いていなければ上手く燃えませんので、春夏に薪を保管しておく薪置き場も、塀を兼ねて庭を囲うようにつくられる予定です。

↑天秤梁の木の梁組

建て主さんの要望から、天竜産の無垢材をふんだんに使用し、現し工法として梁をダイナミック見せています。また天秤梁の木の梁組が素敵だという事で設計途中で変更があり、リビングの天井高さは6.5m、十分な高さとなりました。30畳以上の広さを感じます。

このリビングの天井は梁に直接、三十六ミリの杉の厚板を釘打ちしているので、大きな吹き抜けですが耐震性も確保してあります。また柱、梁は天竜産のもので大工の手刻みによってつくられています。数年前に浜松市内で一緒に家づくりをした腕の良い大工にお願いしたので、出来上がりは十二分です。


家族の存在を、ふわっと感じる間取り


↑玄関の吹き抜け

リビング・ダイニングの大きな吹き抜けを中心に欄間や小窓を介して家のどこにいても緩やかにつながる間取りとしました。自分の場所もありながら、家族の存在をふわっと感じる心地良い暮らしになります。
玄関の吹き抜けは、二階にいても「お帰り~」と家族を出迎えることができます。

季節の植栽を家のどこからでも楽しめる

段差のある二つからなり、北側から出入りする敷地は、南側が高くせり上がっていました。駿河湾沿いの静岡県の敷地では通常、夏には海から南風が吹き、冬には北側から風が吹きます。これを間取りの段階で取り入れますから、当然南の窓は大きくとるのが普通です。

大きな吹き抜けのある南側の一階のリビングには大きな掃出し窓があります。特注の木製サッシで、建具が壁の外の戸袋に引き込まれ

↑全開窓。障子・ガラス戸・網戸格子を戸袋に収納できる

て窓が全部開放される『全開窓』を採用しています。そのため南側の既存の緑が絵のように切り取られ、庭の風景を取り込みます。

障子・ガラス戸・網戸格子を、シーンに合わせて使えますので色々なインテリアを提供できます。完成した六月には、台所から、そして玄関からの眺めに額アジサイの青が緑の斜面に引き立ち素敵な風景をつくってくれています。



薪ストーブで一年中、暮らしを楽しむ

薪ストーブに必要なのはもちろん燃料となる薪。薪は良く乾燥してないと燃えないので、乾燥させておく薪小屋も大工さんにお願いしてつくりました。薪ストーブは、薪の管理など冬だけでなくシーズン以外でもチェーンソーや斧を使い子供と薪割りをしたりと、一年中楽しみがあります。薪小屋のスペースや年に一度ほど一度大掃除が必要ですが、ワイルドな作業が好きな人に人気があります。

なんといっても11月ごろに入っての「火入れ式」は家族みんなの大イベント。食後はソファにゆったりと腰かけて火を眺めながら一杯のお酒。ペットとの時間。家族との会話。家族みんながゆとり時間をもつ本物の暮らしを叶える、「炎」はそんな不思議な魔法をかけてくれます。